2014年3月31日月曜日

40 - TinyOWS 3 - マップファイルの TinyOWS 設定例

40-3 マップファイルの TinyOWS 設定例
「Configuring TinyOWS with a standard Mapfile」を参考にマップファイルの設定例をみてみます。実際に設定はしませんでした。
TinyOWS は設定ファイルとしてマップファイルをサポートしています。MapServer と TinyOWS をひとつのファイルで設定出来ます。TinyOWS は、すべてのマップファイルパラメータを扱えません。
マップファイルの場所を TinyOWS バイナリに "TINYOWS_MAPFILE" 環境設定を使って示します。

マップファイルの例 tinyows.map
MAP
 NAME "TinyOWS"
 WEB
  METADATA
   "tinyows_schema_dir" "/usr/local/share/tinyows/schema/"
   "tinyows_onlineresource" "127.0.0.1/cgi-bin/tinyows.fcgi"
   "wfs_title" "TinyOWS service provided by a MapFile"
   "wfs_contact" "foo@bar.net"
  END
 END
 LAYER
  NAME 'France'
  CONNECTIONTYPE postgis
  CONNECTION "host=127.0.0.1 user=user password=password  dbname=tinyows_demo port=5432"
  METADATA
   'wfs_title' 'France'
   'wfs_namespace_prefix' 'tows'
   'wfs_namespace_uri' 'http://www.tinyows.org/'
   'wfs_srs' 'EPSG:27582'
   'tinyows_table' 'france'
   'tinyows_writable' '1'
   'tinyows_retrievable' '1'
  END
  DUMP TRUE
 END
END


● CONNECTIONTYPE には、PostGIS のみ扱えます。
● TinyOWS は、マップファイルで有効な WFS パラメータをすべて扱えるわけではありません。しかし、マップファイル内で TinyOWS のすべての部分を設定できます。
● CONNECTION は、データベースの接続設定です。
● PROJECTION は、wfs_srs を設定します。
● マップファイルの LAYER と FILTER は構造解析されません。
● 初期値は、TinyOWS ですが、TinyOWS と MapServer によって分配された共通属性でもあります。
● TinyOWS は、マップファイルの DATA 要素を使えないので、各レイヤでtinyows_table(tinyows_schema)を使わなければなりません。
● DUMP が TRUE に設定されていないレイヤは、読み書きできません。

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