2014年4月22日火曜日

0 - 地理情報を使ったソフト(システム)を試してみる 1 - KenMap

仕事で Excel にデータを地図上に表示したいことがあります。Microsoft Excel 2003 に Map のアドインがあって、Excel のデータのグラフを地図表に表示できました。Microsoft Excel 2013 では Bing Map を挿入して、その地図上にグラフを表示ができます。
● Microsoft Excel 2013 & Bing Map
(http://www.microsoft.com/ja-jp/office/2013/tips/excel/excel13.aspx)
私は Excel 2013 を持っていないので、どのような地域名までグラフを表示できるか確かめられませんでした。
基盤地図情報のデータ変換に使用した、基盤地図情報閲覧コンバートソフトFGDV(http://fgd.gsi.go.jp/)などもあります。
このような、個人で使うソフトやシステムをみてみます。

0-1 KenMap 白地図 :無償 Windows
(http://www5b.biglobe.ne.jp/t-kamada/CBuilder/kenmap.htm)
私が最初に地理情報を地図に表示するために利用したのは、KenMapです。

a 次のような住所録があります。

これを「地理院マップシート :無償 Windows、Microsoft Excel(http://renkei2.gsi.go.jp/renkei/130326mapsh_gijutu/index.htm)」を使って住所を地理座標に変換します。
(これだけでも地理院地図に位置表示などができます。マニュアルを参照してください。)

c 「セキュリティの警告」の「オプション」をクリックして、「セキュリティの警告-マクロと ActiveX」で「このコンテンツを有効にする」にチェックをして「OK」ボタンをクリックします。








d 住所録を「地理院マップシート」にコピーします。
(続けてちりいん地図に表示させるときは、項目名を1行目に入力するとポップアップ表示で属性が表示できます。)


e 住所が入力してある列を選択し、「住所->座標値」ボタンをクリックします。





KenMap の「任意ラベルの作成(http://www5b.biglobe.ne.jp/t-kamada/CBuilder/kenmap.htm#%E3%81%AF%E3%82%84%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8A)」を参考に CSV ファイルを作成します。

f 下図のようにシートを作成します。
XY座標値は整数にします。

g (Excel2007の場合)Office マーク -> 名前を付けて保存 -> その他の形式 をクリックします。









h 「名前を付けて保存」ウィンドウで、

ファイル名: 任意
ファイルの種類: CSV(カンマ区切り)(*.csv)

を設定して「OK」ボタンをクリックします。



i 次のようなウィンドウが表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。



j ファイルを閉じます。次のようなウィンドウが表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。



k ファイルを開いて列の項目名と「緯度」、「経度」列を削除します。


l ファイルを閉じます。次のようなウィンドウが表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。


KenMap でデータを表示します。

m ダウンロードした KenMap を解凍してアイコンをダブルクリックして起動します。





n 「県指定」ボタンをクリックします。










o 「都道府県指定」ウィンドウで「東京」にチェックを付けて「決定」ボタンをクリックします。






p 「ラベル」ボタンをクリックします。







q 「地図ラベル編集 ラベルテーブル」ウィンドウの「読込」ボタンをクリックします。









r 「ファイルを開く」ウィンドウで、

ファイルの種類: 全て(*.*)

を選択し、作成した CSV ファイルを選択して「開く」ボタンをクリックします。

s 「地図ラベル編集 ラベルテーブル」ウィンドウの「マーク」、「ラベル」にチェックを付けて閉じます。









t 「市町村名」のチェックを外すと見やすくなります。

0 件のコメント: