2017年6月10日土曜日

OpenLayers4 Workshop - 0 Introduction

ここでは、OpenLayers の Docs(Documentation[http://openlayers.org/en/latest/doc/])の「Make sure to also check out the OpenLayers workshop.」のリンク先にある「OpenLayers Workshop(http://openlayers.org/workshop/en/index.html)」を訳してみました。画像などは実際に試したものです。翻訳に迷ったところもありますので、参考にされる方はサイトと見比べて下さい。


ようこそ OpenLayers ワークシップへ

このワークシップは、web マッピングソリューションとして OpenLayers の包括的な概要を提供するために設計されています。

Preparation steps for OSGeo-Live v10.0
OSGeo-Live v10.0 の準備手順

Node.js がインストールされていなければ(例えば、インストールしたままの OSGeo-Live v10.0 で作業しているなら)、インストールする必要があります。ここでは、ワークショップが依存するすべてのものを取得するために、ターミナルでコマンドを実行するために必要なコマンドの例があります。

最初に、Node.js のインストールを管理するために使用する nvm (Node Version Manager) をインストールします。
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/creationix/nvm/v0.33.1/install.sh | bash
次に、ターミナルを閉じて再び開くと、nvm スクリプトが利用可能になります。

ターミナルで次のコマンドを実行して、最新の v6.x Node.js とそれに対応する npm ユーティリティをインストールします。
nvm install v6

Setup
セットアップ

これらのインストラクションは、最新のワークショップのリリースの  openlayers-workshop-en.zip アーカイブで始めることを仮定します。さらに、OpenLayers ライブラリ用の開発サーバを動作させるため Node がインストールされている必要があります。

zip ファイルを展開した後、openlayers-workshop-en ディレクトリに移動し、いくつかの依存関係をインストールします。
npm install
これで、ワークショップサーバを開始する準備が出来ました。これは、OpenLayers ライブラリのデバッグローダを提供することに加えて、てワークショップのドキュメントを提供します。
npm start
これは、ワークショップドキュメントを読み、http://localhost:4000 で演習を処理する開発サーバを開始します。

■□ Debian8 で試します■□
このワークショップでは OSGeo-Live v10.0 を使用していますが、ここでは Debian8 で進めてみます。

「How To Install Node.js on Debian 8(https://www.digitalocean.com/community/tutorials/how-to-install-node-js-on-debian-8)」を参考に Node.js をインストールします。

npm(Node Package Manager)のインストールは、このブログの「OpenLayers4 Tutorials - 3 Create Custom Builds(http://nobmob.blogspot.jp/2017/05/openlayers4-tutorials-3-create-custom.html)」にあるのでそちらをみて下さい。

Node.js をインストールする前に nvm(Node Version Manager)をインストールします。nvm を使用すると複数の独立したバージョンの Node.js をインストールできます。
user@deb8-vmw:~$ su -
パスワード:
root@deb8-vmw:~# apt-get update
root@deb8-vmw:~# apt-get install build-essential libssl-dev
次の curl コマンドで nvm をインストールします。(バージョンは、その時で変わります。「GitHub-creationix/nvm:(https://github.com/creationix/nvm)」で確認できます。)
root@deb8-vmw:~# exit
user@deb8-vmw:~$ curl -sL https://raw.githubusercontent.com/creationix/nvm/v0.33.2/install.sh -o install_nvm.sh
インストールスクリプト(install_nvm.sh)をエディタ(vim など)で確認し、スクリプトを bash で実行します。
user@deb8-vmw:~$ vim install_nvm.sh 
user@deb8-vmw:~$ bash install_nvm.sh 
nvm コマンドと機能にアクセするには、一度ログアウトしてログインするか、または、次のコマンドを実行します。
user@deb8-vmw:~$ source ~/.profile
インストール可能な Node.js のバージョンを見つけるために、次のコマンドを実行します。
user@deb8-vmw:~$ nvm ls-remote
---
        v6.10.2   (LTS: Boron)
        v6.10.3   (Latest LTS: Boron)
         v7.0.0
---
        v7.10.0
この時点で最新のバージョンは v7.10.0 ですが、v6.10.3 が長期間サポートのリリースなので、これをインストールします。
(「OpenLayers4 Tutorials - 3 Create Custom Builds(http://nobmob.blogspot.jp/2017/05/openlayers4-tutorials-3-create-custom.html)」では、Node.js のバージョンが v7.9.0 だったのが、現在では v7.10.0 になっています。
user@deb8-vmw:~$ node -v
v7.10.0
nvm で後からインストールすると、すべて変更されます。)

user@deb8-vmw:~$ nvm install 6.10.3
Downloading and installing node v6.10.3...
Downloading https://nodejs.org/dist/v6.10.3/node-v6.10.3-linux-x64.tar.xz...
######################################################################## 100.0%
Computing checksum with sha256sum
Checksums matched!
Now using node v6.10.3 (npm v3.10.10)
Creating default alias: default -> 6.10.3 (-> v6.10.3)

通常、nvm は直近にインストールされたバージョンを使用するように切り替えます。
user@deb8-vmw:~$ node -v
v6.10.3
もし、nvm にダウンロードしたばかりのバージョンを明示的に使用するように指定するには、次のように入力します。
user@deb8-vmw:~$ nvm use 6.10.3
「Setup」本文中の「workshop release」をクリックして、最新版「v4.0.2-alpha.1(2017.5.23 現在)」の英語版「openlayers-workshop-en.zip」をクリックしてダウンロードします。
ダウンロードしたファイルをユーザのホームディレクトリに移動し展開します。
user@deb8-vmw:~$ ls ダウンロード
---
openlayers-workshop-en.zip
---
user@deb8-vmw:~$ mv ダウンロード/openlayers-workshop-en.zip ./
user@deb8-vmw:~$ ls
---
openlayers-workshop-en.zip
---
user@deb8-vmw:~$ unzip openlayers-workshop-en.zip
生成した openlayers-workshop-en ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。
user@deb8-vmw:~$ ls
---
openlayers-workshop-en
openlayers-workshop-en.zip
---
user@deb8-vmw:~$ cd openlayers-workshop-en
user@deb8-vmw:~/openlayers-workshop-en$ npm install
次のコマンドで開発サーバを開始します。
user@deb8-vmw:~/openlayers-workshop-en$ npm start

> openlayers-workshop@0.0.0 start /home/user/openlayers-workshop-en
> node serve.js

Server running: http://localhost:4000/
Webブラウザのアドレス欄に
http://localhost:4000/
と入力して Enter キーを押すと、ワークショップのページが開きます。
■□ここまで■□

概要

このワークショップは、一連のモジュールとして提示されます。各モジュールでは、そのモジュールに対する特定の目的を達成するために設計された一連のタスクを実行します。各モジュールは、前のモジュールで学習した演習を基盤とし、知識ベースを繰り返し構築するように設計されています。

● Basics(基礎)- OpenLayers を使用してマップを web ページに追加する方法の学習
● Layers and Sources(レイヤとソース)- レイヤとソースについての学習
● Controls and Interactions(コントロールとインタラクション)- マップコントロールとインタラクションの使用についての学習
● Vector Topics(ベクタトピックス)- ベクタレイヤ(vector layer)の深い探索
● Custom Builds(カスタムビルド)- カスタムビルドの作成。

0 件のコメント: