地図に市区町村名を表示します。
地図に市区町村名(ラベル)を表示するには、マップファイルに次のように追加します。
--- LAYER NAME gyoseikuiki TYPE POLYGON STATUS ON DATA "N03-14_13_140401.shp" LABELITEM "N03_004" #LABELを使うときのフィールドの属性値の指定 CLASS NAME "City Boundaries" STYLE OUTLINECOLOR 153 153 153 END LABEL #追加 MINFEATURESIZE 40 #フィーチャがラベルを表示する最小サイズ END #LABEL END END ---Web ブラウザのアドレスバーに次のように入力して Enter キーを押します。
http://localhost/cgi-bin/mapserv?mode=browse&template=openlayers&layer=gyoseikuiki&map=/home/user/mapfile/tokyo_shp.map
このままでは日本語が表示できません。
日本語を表示できるように次のようにします。
次の内容の fonts.txt というファイルを作成します。
マップファイルと同じフォルダに保存します。
nob61@deb8-vmw:~/mapfile$ vim fonts.txt
kochi-gothic /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-gothic.ttf kochi-gothic-subset /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-gothic-subset.ttf vl-gothic /usr/share/fonts/truetype/vlgothic/VL-Gothic-Regular.ttf vl-pgothic /usr/share/fonts/truetype/vlgothic/VL-PGothic-Regular.ttf(それぞれパッケージ名は、ttf-kochi-gothic、fonts-vlgothic です。)
どれか1行でOKです。
[フォント名] [フォントがある場所の絶対パス] という内容になっています。
フォント名は任意のわかりやすい名前をつけてください。
パスは Synaptic パッケージマネージャで、例えば gothic で検索するとパッケージ一覧が表示されます。
インストールされているパッケージを選択し、プロパティをクリックしてインストール済みファイルタブをクリックすると、パスが表示されます。
インストールされていないときは、Synaptic パッケージマネージャでインストールしてください。(上記以外にも日本語フォントがあります。)
マップファイル全体は次のようになります。
MAP NAME tokyo_shp_map STATUS ON SIZE 600 300 EXTENT 138.85 35.4 140 35.975 UNITS DD SHAPEPATH "../mapdata/nlni/tokyo" IMAGECOLOR 255 255 255 FONTSET "fonts.txt" #追加
WEB IMAGEPATH "/home/user/public_html/ms_tmp/" IMAGEURL "/public_html/ms_tmp/" END
LAYER NAME gyoseikuiki TYPE POLYGON STATUS ON DATA "N03-14_13_140401.shp" LABELITEM "N03_004" #追加 CLASS NAME "City Boundaries" STYLE OUTLINECOLOR 153 153 153 END LABEL MINFEATURESIZE 40 TYPE TRUETYPE #フォントのタイプ FONT kochi-gothic #fonts.txt で指定したフォント名 ENCODING SJIS #マップデータのエンコード SIZE 8 #フォントサイズ END END END END #MAP ENDWeb ブラウザのアドレスバーに次のように入力して Enter キーを押します。
http://localhost/cgi-bin/mapserv?mode=browse&template=openlayers&layer=gyoseikuiki&map=/home/user/mapfile/tokyo_shp.map
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