jSTAT MAP - 5.2 グラフの操作d（グラフプロパティ）

5.2.10 グラフプロパティ
グラフの種類を変更したり、ランク分けの分類や色合いを変更します。
（詳しくは「操作説明書」を参照してください。）
使用しているデータは、

「5.1.11 エリア範囲の集計」で作成した「[種類]H22国勢調査（250mメッシュ）、[分類]男女別人口総数及び世帯総数、[指標]人口総数、世帯総数」

です。
「レイヤー名」欄でグラフプロパティを表示したいグラフをクリックします。

ツールバーのプロパティボタンをクリックします。

図は「界面グラフ」のプロパティ画面です。


5.2.10.1 配色設定について
「ランク色」は配色値右側の下向きの矢印をクリックして、ドロップダウンのカラーパレットをクリックして選択します。

配色（RGB）値を直接入力して規定（パレット）の色以外の色も指定できます。

5.2.10.2 ランク種類の違いについて
界面グラフと界面クロスでは、ランク数に応じて自動的にランクを振り分ける「ランク種類」があります。（詳しくは操作説明書を参照してください。）

■件数均等
各ランクに属する件数が等しくなるようランク分けする機能です。各ランクで件数が均等になるように配分するため、グラフの配色が全体的に均一になり、集計した地域内での相対的な増減が分かりやすくなります。

■等間隔分類
集計対象の統計データの最小値～最大値を指定のランク数で割り、ランク幅が等しくなるよう分ける機能です。

■ まるめレンジ
前述の「等間隔分類」と同じ機能となります。ただし、分類するランクの数値に端数を出さな いように分かりやすいランク値にするのが「まるめレンジ」となります。

■ 自然分割
件数やデータの値によって分割するのではなくデータの変化量が比較的大きいところに閾値を 設定しランク分類を行う機能です。この機能は、地域ポテンシャルの分布特性を把握する場合に使用します。

■ ランク差指定
各ランク値の間隔を手入力によって分割する方法となります。

■ 個別指定
各ランク値を手入力によって直接指定する方法となります。

5.2.10.3 グラフの透過率
地図に対してグラフレイヤーの透過率を設定できます。透過率のレベルを左右に動かして設定します。

5.2.10.4 界面グラフのプロパティ
グラフプロパティで「界面グラフ」を選択し、地図上にグラフ表示する「指標」、「ランク種類」、「ランク数」、「ランク 色」の各種設定が行えます。設定完了後は「更新する」ボタンで地図上に反映されます。

「ランク色・ランク値指定」で「グラデーション」のラジオボタンをクリックして選択し、「ランク1」と「ランク10」を指定した例です。中間色が自動的に設定されます。

「ランク種類」で「件数均等」を選択した例です。


5.2.10.5 棒グラフのプロパティ
グラフプロパティで「棒グラフ」を選択した場合は、表示する指標のチェックと配色の設定ができます。設定後は、 「更新する」ボタンを押すことで地図上に反映されます。
使用しているデータは、

[種類]H22国勢調査（小地域）、[分類]世帯人数別一般世帯数、[指標]世帯人数１人～５人、

です。

5.2.10.6 円グラフのプロパティ
グラフプロパティで「円グラフ」を選択した場合は、表示する指標のチェックと配色の設定ができます。設定後は、 「更新する」ボタンを押すことで地図上に反映されます。
使用しているデータは、

[種類]H22国勢調査（小地域）、[分類]世帯人数別一般世帯数、[指標]世帯人数１人～５人、

です。

5.2.10.7 界面クロスのプロパティ
グラフプロパティで「界面クロス」を選択した場合は、地図上にグラフ表示する X 軸、Y 軸の「指標」、及び 「ランク種類」、「ランク数」、「ランク色」の各種設定が行えます。設定完了後は、「更新する」ボタンを押すこ とで地図上に反映されます。
使用しているデータは、

[種類]H22国勢調査（小地域）、[分類]世帯人数別一般世帯数、[指標]一般世帯人員
[種類]H22国勢調査（小地域）、[分類]住宅の建て方別世帯数、[指標]共同住宅

です。

上図の例の場合は、黄色が濃くなれば世帯人員が少ない世帯が多く、薄い赤が多ければ「共同住宅」の世帯 が多くなります。双方が多い場合は、濃い赤での表現となります。


5.2.11 グラフの凡例表示
グラフの凡例は、レイヤー名欄でグラフを反転選択することで左画面の下部に表示されます。

5.2.12 グラフの凡例編集
凡例のデザインは、プロパティ画面で編集することができます。凡例を表示した状態で、下部のツールバーから「プロパティ」ボタンをクリックします。

左右反転

合成表示

昇順・降順変更

「昇順・降順変更」が ONの状態で「左右反転」や「合成表示」などを併せて設定することもできます。


5.2.13 グラフへのジャンプ
グラフの凡例が左画面下部に表示された状態で [ジャンプ] ボタンを押すとそのグラフのおおよその位置（一番 小さい小地域コード／メッシュコードの位置）にジャンプします。異なる地域のグラフを複数作成したときにグラフ がある地域に地図表示を移動するために使用する機能です。